この作品では、交通刑務所の受刑者の生の声を通して事故の原因を探るとともに、飲酒運転によって引き起こされた交通事故が、加害者・被害者はもとより、その家族や周りの人たちのまでも巻き込み、いかに多くの人たちを悲しませ、苦しませているのかを描くことによって、飲酒運転の恐ろしさ、悲惨さを訴えるものです。
■内 容
・ドライブレコーダーが捉えた事故の瞬間
それが被害者の見た最後の景色になった…
兵庫県尼崎市で起きた飲酒運転死亡事故。衝突されたタクシーのドライブ
レコーダーに残る映像には、センターラインを越え、対向車線に突っ込んで
くる加害者の車が映し出されている。
この事故で亡くなった岩田浩一さんのご遺族から、事故の様子と現在の心境
を聞き出す。
加害者は仕事帰りに酒を飲み、飲酒運転を繰り返していた。判決は、懲役23年
だった…
・市原刑務所での受刑者インタビュー
「なぜ事故を起こしたのか?事故後のつらい思いは…」
・遺族たちの癒えぬ心の傷跡
・飲酒運転根絶を目指して
―受刑者の悔恨の叫びを多くの人に聞いて欲しい
2010年制作
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