最も身近に起こり得る駐車場事故とそれに伴うバック事故。些細な事故が多いとはいえ軽く考えることは大変危険です。駐車場では車の隙間を子供が走ったり、人が縦横無尽に横切ります。また、車も一方通行を知らずに逆走していることがあります。つまり、駐車場内は死角が無数にある上に、車や人の動きが不規則で予測が難しいことから、重大な人身事故につながる可能性もあり、決して油断のできない大変危険な場所だということを再認識する必要があります。
主な内容
■駐車場事故・バック事故の原因
心理的要因・・・速度が遅いことによる油断、後続車に急かされることによる焦り 等
操作上の要因・・・頻繁なペダルの踏みかえとハンドルの切り返し、バックが苦手 等
環境的要因・・・車と人の動きが不規則、死角が多い、駐車場によりルールが異なる 等
■駐車場内での走行の注意ポイント
常に徐行/構えブレーキ/音楽やラジオの音量を下げるか切る/窓を開け耳でも確認/屋内では昼でもヘッドライト/ハザードランプで意思表示/駐車場それぞれのルールに従う 等
■駐車時・バック時の注意ポイント
障害物がないか目視/バック音を確認してから/バックモニターだけに頼らない/降車して確認することも/同乗者に誘導してもらう/上や低い位置にも注意/ペダルとハンドル操作は落ち着いて丁寧に 等
■出庫時の注意ポイント
乗り込む前に一回り/周りの車に人がいるか/多段階停止をして出庫/ドアパンチに注意/オーバーハングに注意/機械式立体駐車場でのはさまれ注意/発券、精算の際はPレンジ 等
■アクセルとブレーキの踏み間違い事故を防ぐには
※2022年3月制作
駐車場事故・バック事故の原因
駐車場事故の原因と考えられる要因を、“心理的要因”と“操作上の要因”と“環境的要因”の3つに分けて説明しています。
駐車場内での走行の注意ポイント
駐車場内を走る時に注意すべきポイントを一般社団法人 日本交通科学学会 吉村 俊哉先生にお聞きしました。
駐車時・バック時の注意ポイント
駐車する時に障害物が無いことを目視で確認するなど、駐車・バック時の多数の注意ポイントを説明しています。
アクセルとブレーキの踏み間違い事故を防ぐには
アクセルとブレーキの踏み間違い事故の原因を挙げ、それを防ぐための注意すべき多数のポイントを説明しています。