飲酒運転は、度重なる重大事故により大きな社会問題となり、道路交通法が繰り返し改正、厳罰化されてきました。
さらに飲酒運転根絶に対する社会的気運の高まりもあり、飲酒運転による死亡事故は過去20年で大幅に減少しました。しかし、この10年は減少幅が縮小、下げ止まり状態のまま推移しています。これ以上飲酒運転による交通事故を減らすことは難しいのか?なぜ飲酒運転は根絶できないのか?飲酒運転ゼロに向けて、もう一歩踏み出すには、何が必要なのか?もはや厳罰化だけでは根絶できない飲酒運転。経験者のインタビューを通して切実に訴えながら、改めてドライバー本人、周囲の人、企業が今できることを再確認する教材です。
【2023年2月/アスパクリエイト制作】
主な内容
■飲酒運転の死亡事故件数の推移と現状 飲酒運転の厳しい罰則
■改めてドライバーに求められる意識
・あなたは気づかずに飲酒運転をしているかもしれません!
・アルコールの分解速度
・飲酒運転の原因の一つはドライバーの過信や油断
・「寝酒」「迎え酒」の危険
・正しい知識で計画飲酒
■周囲の人に求められる責任
・他人事だと軽く考えていませんか?見て見ぬふりをしていませんか?
・「飲酒運転を決して許さない」「見逃さない」
■企業に求められる対応
・アルコールチェックが白ナンバーのドライバーにも義務化
・アルコールチェックの徹底とアルコール依存症者の早期発見
■身近になったアルコール検知器の活用
・アルコール検知器を活用して、計画飲酒と自己管理
■インタビュー:ASK飲酒運転防止上級インストラクター 阿部 孝義氏
飲酒運転事故の当事者としての切実な訴え
■インタビュー:一般社団法人 日本交通科学学会理事 吉村 俊哉氏
お酒が抜けるまでの時間も考えた計画的な飲酒が今、求められている
[協力]
吉村 俊哉氏(一般社団法人 日本交通科学学会/日本交通心理学会認定 主任交通心理士)
阿部 孝義(ASK飲酒運転防止上級インストラクター/ASK依存症予防教育アドバイザー)
[制作協力]
有限会社斎藤プロダクション
インタビュー:ASK飲酒運転防止上級インストラクター 阿部 孝義氏
過去に飲酒運転による事故を経験し、現在は飲酒運転インストラクターとして啓蒙活動を続ける阿部 孝義氏による切実な訴えがインタビューされています。
インタビュー:一般社団法人 日本交通科学学会理事 吉村 俊哉氏
お酒は飲み方によっては依存症に陥って、人間関係や仕事、普段の生活や健康面などに影響しかねません。それほど、お酒との付き合いは難しいものであります。お酒が抜けるには時間がかかる為、特に翌日に運転が控えているような場合は、お酒が抜けるまでの時間も考えた計画的な飲酒が大事であると訴えられております。
アルコールチェックが白ナンバーのドライバーにも義務化されています
これまで緑ナンバーだけだったアルコールチェックが、白ナンバーのドライバーにも義務化されました。安全運転管理者は、運転前後に運転者の状態を目視で確認し、運転者の酒気帯びの有無を確認する。そして、酒気帯びの有無について記録し、その記録を1年間保存しなければなりません。
身近になったアルコール検知器を活用しましょう
飲酒習慣のある人で車の運転をする人は業務かどうかに関わらず日常的に運転前のアルコール検知器によるチェックを習慣づけましょう。アルコール検知器を使用することで、明確に数値に出ることにより、自制心が強く働き、運転を踏みとどまることが出来ます。
さらに飲酒運転根絶に対する社会的気運の高まりもあり、飲酒運転による死亡事故は過去20年で大幅に減少しました。しかし、この10年は減少幅が縮小、下げ止まり状態のまま推移しています。これ以上飲酒運転による交通事故を減らすことは難しいのか?なぜ飲酒運転は根絶できないのか?飲酒運転ゼロに向けて、もう一歩踏み出すには、何が必要なのか?もはや厳罰化だけでは根絶できない飲酒運転。経験者のインタビューを通して切実に訴えながら、改めてドライバー本人、周囲の人、企業が今できることを再確認する教材です。
【2023年2月/アスパクリエイト制作】