2025.03.17 |
▶令和6年中の交通事故発生状況 65歳以上の死者が平成27年以来の増加 ――警察庁
警察庁が発表した「令和6年における交通事故の発生状況について」から、全体および65歳以上の交通事故の発生状況の推移を紹介します。 令和6年中の交通事故による死者数は2、663人(前年比15人、0・6%減)、重傷者数は2万7、285人(同351人、1・3%減)でした。 死者数を状態別でみると、歩行中が965人(全死者数に占める構成率36・2%)、自動車乗車中が876人(同32・9%)、二輪車乗車中が487人(同18・3%)、自転車乗用中が327人(同12・3%)、特定小型原動機付自転車(以下、特定原付)乗車中が1人(同0%)となりました。昨年と比べると「自動車乗車中」は増加しましたが、「歩行中」「二輪車乗車中」「自転車乗用中」は減少しました(特定原付は、状態別死者数としては令和6年より集計開始)。 65歳以上の死者数は1、513人(前年比47人、3・2%増)で、全死者数の56・8%を占めています。また、65歳以上の死者数は、平成27以降は毎年減少していましたが、令和6年は増加に転じました。 ※状態別死者数の「全死者に占める構成率」は、小数点火第2位を四捨五入している。
出典:令和6年における交通事故の発生状況について (警察庁) https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/jiko/R06bunseki.pdf
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2025.03.10 |
▶乗用車・貨物車ともに 半数近くの車両がタイヤ整備不良 一一般社団法人日本自動車タイヤ協会
今回は、一般社団法人日本自動車タイヤ協会が発表した、2024年1~12月に全国で39回実施した路上タイヤ点検の結果を抜粋して紹介します。 ■実測によるタイヤ点検結果では半数近くにタイヤ整備不良あり タイヤ点検を行った車両数は、高速道路(自動車専用道路含む)が221台、一般道路が885台の計1、106台で、このうち、高速道路が190台、一般道路が156台の計346台に実測によるタイヤ点検を行いました。 実測によるタイヤ点検の結果、タイヤ整備不良率は、高速道路が36・8%、一般道路が64・7%、全体で49・4%となりました。 ■最も多い整備不良項目は「空気圧不足」 タイヤの整備状況を項目別にみると、高速道路、一般道路ともに、「空気圧不足」の不良率が最も多くなりました(高速道路:33・2%、一般道路:58・3%)。 車両グループ別にみると、整備不良率は「乗用車」が48・9%、「貨物車」が53・3%、「特種車」が100%、全体で49・4%となりました。 出典:「2024年「タイヤ点検結果」の報告」一般社団法人日本自動車タイヤ協会 https://www.jatma.or.jp/docs/news_psd/news1282.pdf
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2025.03.03 |
▶トラック・物流Gメンの「集中監視月間」に 432件の法的措置を実施 ――国土交通省
国土交通省では、令和6年11・12月をトラック・物流Gメンによる「集中監視月間」と位置づけ、適正な取引を阻害する疑いのある悪質な荷主や元請事業者に対する監視を強化しました。 トラック事業者への「違反原因行為実態調査」やトラック・物流Gメンによる関係省庁と連携したヒアリング等によって入手した情報に基づき、423件の「働きかけ」(荷主304件、元請事業者104件、その他15件)および7件の「要請」(荷主4件、元請2件、その他1件)を実施し、違反原因行為の早急な是正を促しました。 さらに、過去に「要請」を実施した荷主等のうち、依然として違反原因行為に係る情報が相当数寄せられた2社(荷主1社、倉庫・利用運送事業者1社)について、当該荷主等が要請後もなお違反原因行為をしていることを疑うに足りる相当な理由があると認め、当該荷主等に対し違反原因行為をしないよう「勧告」し、その旨を公表しました。 今回、「勧告」「要請」等の対象となった荷主等に対しては、改善計画の提出も指示しました。今後の取組状況等については、トラック・物流Gメンによるヒアリングや現地訪問等を通じてフォローアップを行い、「要請」後も改善が図られず違反原因行為をしていることを疑うに足りる相当な理由があると認めるときは、「勧告・公表」を含む厳正な対応を実施するとしています。
出典:「トラック・物流Gメンによる「集中監視月間」の取組を踏まえた国土交通省の対応について」国土交通省 https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000319.html
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2025.02.25 |
▶企業における社用車の導入と管理・運用の実態に関する調査結果を公表 ――パイオニア株式会社
パイオニア株式会社は、企業で車両管理に関わる業務経験のある人300名を対象に、社用車の購入から検討、運用管理に至るまでの実態に関するアンケート調査を実施し、レポートを公開しました。調査結果の一部を抜粋して紹介します。 はじめに、社用車導入時の実態と検討ポイントに関してみていきます。社用車を購入する際の車種については、小型自動車や軽自動車が主流となっており、平均購入価格は、「150万円から250万円未満」が最も多くなりました。 社用車導入時に重視されているのは初期費用やランニングコストなどで、入れ替えサイクルは「5年」が最も多く、オートリース契約・車検の満了時や社内規定に沿った形で計画的に実施していることがわかりました。 次に、社用車管理で利用しているサービスやシステムをみると、法人ガソリンカードや駐車場カードの利用率が高くなっています。 また、社用車の約7割がカーナビやドライブレコーダーなどの安全装置を装着しています。 管理業務では「アルコールチェックアプリ」の利用率が最も高くなりました。 最後に、社用車管理の課題と改善施策をみると、「現場からの車両不具合・修理・メンテナンスに関する問い合わせ」が管理者の最大の負担となっていることがわかりました。 今後改善したいことについては、「契約・保険の見直し」、「カーシェアの導入・レンタカーの利用」などが挙がりました。コスト面以外では、「現場ドライバーの業務効率化」や「事故削減」への関心が高くなっています。 詳しい内容は以下のURLにてご確認ください。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000935.000005670.html
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2025.02.17 |
▶交通事故発生件数、負傷者数、死者数のいずれも前年より減少 ――警察庁
警察庁が「令和6年中の交通事故死者数について」を発表しました。 令和6年における交通事故発生件数は290、792件(前年比17、138件減、5・6%減)、負傷者数は343、756人(前年比21、839人減、6・0%減)、死者数は2、663人(前年比15人減、0・6%減)でいずれも減少しています。 死者数における高齢者の割合は全体の56・8%(1、513人)で、前年と比較して増加しています。 月別交通事故死者数は、12月が287人と最も多く、次いで10月(252人)、11月(248人)となっています。なお、各月を前年同月と比較すると、3月(177人)は21・7%減少となりましたが、6月(198人)は12・5%増加しました。
出典:「令和6年中の交通事故死者数について」(警察庁) https://www.npa.go.jp/news/release/2025/20250107001jiko.html
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2025.02.10 |
▶EVトラック・バスへの識別表示義務等について ――国土交通省
国土交通省は令和7年1月10日に道路運送車両の保安基準等の一部を改正しました。 EVトラック・バスの普及が進みつつあるなか、これらの車両で事故が発生した場合にはディーゼル車とは異なる消防・救助活動が必要とされます。このことから、EVトラック・バスを対象として、外観から電気自動車であることを識別できるよう、段階的に新車にEV専用のラベルを表示するよう義務付けました。 また、乗用車と同様、二輪自動車等においても電子制御による先進安全装置の装備が進んでおり、不正なアクセスを受けるリスクが高まってきていることから、二輪自動車等を対象として段階的に新車にサイバーセキュリティに関する基準を適用します。 ●改正の概要 ①バスおよび車両総重量3・5トン超の トラックのうち、高電圧にて作動する 原動機を備える自動車の前部および左 右側面(バスは後部を含む)には、次 のラベルを表示することとする 【主な要件】 ・幅:110mm以上 ・高さ:80mm以上 ・配置および記号は、ISO17840 -4:2018に準拠 【適用時期】 ・新型車:令和8年9月1日 ・継続生産車:令和9年9月1日 ②二輪自動車、側車付二輪自動車および 三輪自動車にサイバーセキュリティ対 策を求める 【適用時期】 ・新型車:令和11年7月1日 ・継続生産車:令和13年7月1日 詳しい内容は以下のURLにてご確認ください。 https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000319.html
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2025.02.03 |
▶最長の距離を運転した際、 休憩を取りながら運転した人は約8割 ――株式会社NEXER
今回は、株式会社NEXERと株式会社アートフレンドAUTOが、全国の車の運転をする男女500名を対象に行った「長距離運転」についてのアンケートを抜粋して紹介します。
■長距離運転で ■最もキツかったことは眠気 一度に最長でどれくらいの距離を運転したか聞いたところ、「501km以上」が最も多く30・2%となりました。長距離運転で最もキツかったことを尋ねたところ、「眠気」が41・2%で最多となりました。
■約4割が長距離運転にあたって ■準備したもの・ことがある 最長の距離を運転した際、休憩を取りながら運転したか質問したところ、82・6%が休憩を取ったと回答し、その理由には「休憩を入れないと危険だから」などが挙げられました。 また、42・0%の人が長距離運転にあたって準備したこと・ものがあると回答しました。準備したものとしては、渋滞にハマったときに備えた携帯トイレや、眠気覚ましのコーヒーやガム等が挙げられました。
出典:「長距離運転に関する調査」(株式会社NEXER/株式会社アートフレンドAUTO) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001434.000044800.html 株式会社アートフレンドAUTO https://artfriend-auto.co.jp/
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2025.01.27 |
▶7割以上が、自転車罰則強化に賛成 ――おやこじてんしゃプロジェクトby OGK
おやこじてんしゃプロジェクトby OGKは段階的に強化されている自転車の罰則について全国の保護者へアンケートを実施し、結果を公開しました。 はじめに、自転車取り締まり強化について聞いたところ、子ども乗せ自転車を利用前の保護者(大賛成:36・2%、どちらかといえば賛成:43・8%)、利用中の保護者(大賛成:21・6%、どちらかといえば賛成:52・0%)ともに7割以上が賛成と回答しました。 次に、自転車の青切符導入についての理解度を聞いてみると、「なんとなく」が子ども乗せ自転車を利用前の保護者(36・3%)、利用中の保護者(36・7%)ともに最も多い回答となりました。 また、子ども乗せ自転車を利用中の保護者に、これまでにヒヤリハット経験があるかを聞いたところ、「被害者側の経験あり」が36・9%と最も多く、次いで、「自損や物損経験あり(28・8%)」、「危ない思いをしたことはない(21・4%)」となりました。
出典:自転車罰則強化アンケート調査レポートを公開! 80%の保護者が『賛成』と回答(おやこじてんしゃプロジェクトby OGK)https://www.atpress.ne.jp/news/421338
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2025.01.20 |
▶運転技術のうち「縦列駐車」が 自信がない人が最も多い ――ソニー損害保険株式会社
ソニー損害保険株式会社が、2004年4月2日~2005年4月1日生まれの1、000名を対象に実施した「2025年 20歳のカーライフ意識調査」から、「免許保有」と「運転技術に対する自信」について抜粋して紹介します。 ●免許保有している人は約半数 普通自動車運転免許を持っているか聞いたところ、「普通自動車免許を持っている(オートマ限定)」は40・6%、「普通自動車免許を持っている(マニュアル)」は12・9%で、合計した『運転免許保有率』は53・5%となりました。過去の調査結果と比べると、2023年61・2%、2024年56・2%と、2年連続で下降しました。 また、「現在、教習所へ通っている(オートマ限定)」は3・4%、「現在、教習所へ通っている(マニュアル)」は1・8%、「時期は決まっていないが、取得予定」は23・1%で、合計した『運転免許取得予定』は28・3%でした。 ●自信がある人が最も多い運転技術は 「交差点での右折」 運転免許保有者535名に、「車庫入れ」「縦列駐車」「交差点での右折」「高速道路への合流」の4つの運転技術についてどのくらい自信があるか聞いたところ、「自信がある(「とても自身がある」「やや自信がある」の合計)という回答が最も多かったのは、「交差点での右折」(61・3%)で、次いで「高速道路への合流」(41・5%)となりました。一方で、「自信がない(「全く自信がない」「あまり自信がない」の合計)」という回答が最も多かったのは、「縦列駐車」(70・5%)で、次いで「車庫入れ」(65・2%)と続いています。 詳しくは下記URLにてご確認ください。 https://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2025/01/20250107.html
出典:ソニー損害保険株式会社 https://www.sonysonpo.co.jp/auto
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2025.01.14 |
▶渋滞時は「音楽を楽しむ」ことでリラックスする人が最多 ――株式会社R&G
株式会社R&Gは、社会人の男女498人を対象に「渋滞時の車内に関する意識調査」を実施しました。 渋滞が「とても嫌い」「やや嫌い」と答えた人は、合わせて87・4%でした。嫌いな理由を聞いたところ(複数回答)、「予定が狂う」と答えた人が127人で最も多く、次いで「時間がもったいない」で101人でした。 一方で、「渋滞が嫌いではない」と回答した人に理由を聞くと(複数回答)、「のんびりできる」(11人)、「仕方ない」(10人)などが挙げられました。 また、渋滞時の車内でリラックスして過ごす工夫を質問したところ(複数回答)、「音楽を楽しむ」と回答した人が362人で最も多く、全体の7割以上を占めました。次いで、「おしゃべりする」(52人)、「お菓子をつまむ」(51人)が続いています。 詳しくは以下のURLにてご確認ください。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000144554.html
出典:株式会社R&G https://r-andg.jp/
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2025.01.06 |
▶8割以上が、運転時に人を乗せていると「緊張感がある」 ――株式会社NEXER
株式会社NEXERと株式会社トランスアクトは「普段車を運転する」と回答した全国の男女500名を対象に、「人を乗せて運転するときに注意していること」についてのアンケートを行い、結果を公開しました。 はじめに、自分以外の人を乗せるときに、安全運転をより心がけるなど意識していることはあるか聞いたところ、85・8%が「ある」と回答しました。具体的には、「ゆっくりブレーキを踏む」、「スピードを出しすぎない、カーブのときもよりゆるやかにできるように気をつけている」などが挙げられました。 次に、1人のときよりも人を乗せているときの方が緊張感があるか聞いたところ、「とてもある」、「ややある」と回答した人が82・6%となり、緊張する最も大きな要因は、「同乗者への責任感(85・5%)」でした。具体的な回答理由としては、「ケガさせるわけにはいかないから」、「人の命を預かり運転しているということを意識している」などが挙げられました。
出典:【普段車を運転する500人に調査】82.6%が、運転時に人を乗せていると「緊張感がある」
株式会社NEXER https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001435.000044800.html 株式会社トランスアクト https://transact.co.jp/
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